ルイヴィトンのシリアルナンバー|製造番号の読み方
ルイヴィトンのシリアル番号の基礎知識
・自分が持ってるルイヴィトン製品の製造時期が知りたい。。
・どの国で製造された製品なのか気になる。。
シリアルナンバー(製造番号)とはアルファベット+数字の並びを基本とした記号で、ルイヴィトン製品のほとんどに打刻(または印字)されております。
シリアルの記載位置は収納ポケットの中や内側ファスナー、縫い目近くなど非常に見つけにくい場所にある場合が多いです。
アルファベットと製造国一覧
フランス | AA AC AH AN AR AS BA BJ BU CT DU ET FL LW MB MI MS NO RA RI SA SL SN SP SR TH TJ TN TR TS VI VX AAS(アルファベット3文字)A0 A1 A2(例外で数字が使用されている) |
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アメリカ | FC FH LA OS SD |
スペイン | CA GI LB LM LO |
イタリア | BC BO CE FO MA RC RE TD |
スイス | D1 FA |
ドイツ | LP |
修理 | DK ※修理とは、ルイヴィトンリペアサービスにて、 シリアル刻印部分を張り替えるなどのお直しがなされた場合に使われます |
シリアルナンバー数字の読み方
1980年〜 | 数字のみ刻印(製造工場のアルファベットはなし) |
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1985年〜 | 製造国アルファベット+数字(3~4桁) アルファベットの位置は後ろに付く場合もある 859 LM → 85年 9月 スペイン VI 8701 → 87年 1月 フランス |
1989年〜 | アルファベットの位置が頭部分に統一される |
1990年~2006年~ | 製造年の読み方が複雑に変更される 数字4桁部分の頭から1番目・3番目で製造月 2番目・4番目で製造年が分かるようになる。 |
2007年〜 | 製造月が週表記に変更される ちなみに1年は52週~54週となります。 |
シリアルナンバーの見つけ方
ルイヴィトンのシリアルナンバーはカスタマーサービスを受ける際に店舗側が商品を特定するためと言われています。
ユーザーのために刻印している訳ではないため、製品によっては非常に見つけにくいものもあります。
シリアルナンバーの刻印(打刻)場所の一例
①スピーディーなどは、バッグ外側、ファスナーエンドの裏に打刻されています。
②トートバッグタイプ(ネヴァーフル等)はバッグ内側にヌメ革のタグがつけられており、そこに打刻されています。
③開閉部分がファスナーになっているタイプのバッグで、裏地がアルカンタラ(スエードのような素材)の場合、ファスナー近くの隅に刻印されていることが多いです。
④財布・キーケース・パスケースなどは収納ポケット内部の縫い目付近にあります。非常に見つけにくい上に、ステッチギリギリに印字されているので思いっきり広げないと見つからない場合がございます。
⑤トランク・スーツケースなどの場合は、インナーバンドに付いてるヌメ革の裏であったり開閉口の近くに打刻されています。
「型番」と「シリアルナンバー」の違い
シリアルナンバーとよく間違いやすいのが「型番」です。
ネット上でよく見かける、ヴィトンの製品の説明欄やタイトルに「M40157」などといった、アルファベット+数字を見かけることがあるかもしれません。
シリアルナンバーもアルファベット+数字で表されているため混同されがちですが、アルファベット1文字の「M」や「N」で始まるものは「型番」となります。
例えば、「M40157」はネヴァーフルGMの型番です。検索で「ヴィトン M40157」と検索すればネヴァーフルGMがズラッと並びます。
また、「M40156」はネヴァーフルMMとなり、型番を知っておくと査定依頼の際に伝えて頂くとスムーズにご案内ができます。